2012.4

この酒宴の2日目にもまた、王はエステルに尋ねた。
「あなたは何を願っているのか。王妃エステル。 それを授けてやろう。
何を望んでいるのか。 王国の半分でも、それをかなえてやろう。」
王妃エステルは答えて言った。
「もしも王さまのお許しが得られ、王さまがよろしければ、
私の願いを聞き入れて、私にいのちを与え、
私の望みを聞き入れて、私の民族にもいのちを与えてください。
私も私の民族も、売られて、根絶やしにされ、殺害され、 滅ぼされることになっています。
私たちが男女の奴隷として売られるだけなら、私は黙っていたでしょうに。
事実、その迫害者は王の損失を償うことができないのです。」
(旧約聖書・エステル記7章より)

王妃エステル

 
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